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とりとめのないこと

イメコン受けてきた

メコンを受けることにした。
メコン・イメージコンサルティングとは、パーソナルカラー・顔タイプ・骨格診断・パーソナルデザインを元に、型に落とし込み、似合うを言語化するものと認識している。(Wikipediaより引用:イメージコンサルタントは、クライアントの目的に合わせて、職業やライフスタイルにふさわしい服装(ファッションスタイル)、ヘアースタイル、メイクアップ、カラーコーディネート、表情、姿勢、立ち居振る舞い、歩き方、話し方、マナーなど、トータル的に最適なパーソナルブランディングコンサルティングをするプロフェッショナルのこと。 )

パーソナルカラーは五年以上前に四分割ではあるが受けており、それからさらに二度受けたもののすべて結果が違っていた。四分割なのに。
また、顔タイプは自己診断でフェミニン、骨格診断は三年ほど前に受けておりストレート。結果にほぼ納得している状態だ。

ほぼほぼ分類はわかっている状態で四万円弱のイメコンへ赴く。
コロナ禍のストレスが身一つでできることへの没頭に向かった結果でもあるし、職場や毎日の生活へ慣れて元から興味があった方向へ投資してみようという気になったせいでもあった。簡単に服やコスメを選べるようになって生活を効率化したかった。


サロンを決める時に大切にしたのは、
・素顔と本名を明かしていること。
・そのページのデザインや情報の出し方や日本語の使い方でひっかかることがないこと。
・三年以上は実績があること。
以上の三点を必ず満たすものとした。
メコンは多少スピリチュアルな点があると思っているので、サイトのデザインがあやふやだと、やりたいことが明確化されていないのかな?と私は捉える。また、イメコンの話ではないが、インスタからおいしそうなマフィンやベーグルの個人ワゴン車販売などに並んだ際に起業したてだと高確率で日本語の粗があると感じていた。今回は実績ある人に見てほしいので、サイトは隅々までひっかかりがないかチェックした。

インスタやTwitterで探してはしてみたものの出て来るのは行動範囲外ばかりなので、「地名 イメコン」と検索し一番上から見ていった。


かたちのないものに結構な金額を支払い、人見知りなのに一対一で内面などを開示するのは覚悟がいった。感染症まん延下、換気はされているだろうが密室で複数の他人が長時間滞在する場所でもあることも懸念のひとつだった。自分含め同居家族やよく会う身内や友人・同僚の大半がワクチン三回目を打ち、免疫を獲得した状態であることは必須だった。

受ける前に準備として書かれたものはしたものの、その他にやったことを書いていく。
・地毛がわかるように、カラーのタイミングをずらした。
・ピーリングなどの自宅ケアで特別なことは一週間前は止めた。
・脱毛は1ヶ月以上経過していることを確認した。
・聞きたいことを20個ほどリストアップし、その中でもこれはというもの5つほどにマーカーした。
・2パターンほどのコーディネートで全身写真を撮った。
・手持ちの服を数種撮った。
・すっぴんになるようなので通常のメイク道具に加えて、アイメイクやリップ、よく使うアクセサリー類を持参した。

結果として、ピーリングや脱毛に関してはやめて良かった。質問のピックアップや撮影は考えの整理になったのでやって良かった。コスメなどは見せることがなかったので持参はしなくても良かった。
診断に慣れている相手を選んだので、こちらが過度に気を使う必要はなかった。初心者に優しい。

ここまでで理解してもらったと思うが、私は理屈っぽい。イメコン結果を知りたいのも勿論だが、仕事としている人がどういう風に言語化しているのかも興味があった。


さて、私が行ったサロンはイメコンということだけあり、肌うつりが良い色(12分類パーソナルカラー)、顔タイプ(感覚ではなく数値として出す)、体型の特徴やカバーしたい場所と見え方(骨格診断)、そして内面的な性格(見せたいイメージ)を加味して総合的に判断される。私の診断は以下の通りだ。
パーソナルカラーは、12分類に入らなかった。こういう人はまあまあいるとのことだった。カテゴライズするとしたらブライトスプリング。資格を持った人は13個目のカテゴリを作れるらしいのだが、私はブライトオータムという分類になるそうだ。イエベブルベはそこまで引っ張られる方ではないらしく、優先度は低いらしい。過去診断受けたのは秋と春と冬だったので、春は明度の高さから、冬は彩度の強さから引っ張られたのだろうなと紐解けた。
顔タイプはフェミニン。バリバリのフェミニン。ただ、目の印象が強く、話し方や内面が女らしいとは言いがたいため、曲線よりのエレガントと考えた方が良いそうだ。骨格がストレートなせいもある。ふわふわなフェミニンというより、やわらかなエレガントという考え方の方がしっくりくる、らしい。
いくら甘くてかわいい感じが似合うと言われても着ないので納得した。
総合的には、「ストロングトーン・ディープトーンが得意 。イエローベースがより似合いやすい」「上品でハリがあり、キレイめで華やかなのが得意」「感覚としては、ダーク・ニュートラルだがソフトめ・ウォーム寄り」ということだった。素材感や柄や丈など詳しく教えてもらったが話が長くなるので置いておく。

やわらかな色が似合うと思っていたので、強い色を出されたのは意外だった。提案されたチークやリップも自分では選ばない色だったので、新しい発見であった。特にリップは、似合う色を一本も持っていなかったので(使うときは二色以上混ぜていた)、さっそく百貨店で購入した。

翌日、仕事終わりのほぼファンデーションがとれた状態でリップを付けたところ、幸せで生活に充実してそうな印象になったのでパーソナルデザインってすごい、と思った。
キレイめが似合う(マダムっぽい)というのは実感としてあり、20代前半から適した年齢層の雑誌よりもSTORYやVERYのが似合うと自覚していたので、再確認となった。

得意な色の布を当てて写真を撮られるのだが、推しアイドルグループのメンカラがすべて入っていたので嬉しかった。ライブの際にはその色のネイルをしようと思う。指が五本ずつあるので五色塗れるのだ。なにより、推しのメンカラは鬼門だと思い込んでいたが明るさや鮮やかさによってはイケると希望のHIKARIが射した。エレガント(フェミニン)いうことは薔薇も似合うのだ、ありがたい。

これは一個人が趣味で受けるというより、個人事業主やそれなりの地位の人がビジネスで印象操作のために受けるものでは?という気もする。

最後に。当たり前だが、似合わないと切り捨てるのではなく、物足りない色であったら足す、似合いにくい素材ならば似合う要素を足す、と、あくまで"自分の心地よさ"が優先であり、その上で他者の目を気にするのなら、という視点の話である、というようなことを何度か説明された。ヘイ!あっしは似合うと言われたもの素直に着ます!というメンタルで行ったのだが、いざとなるとこれが着たいこれは好きじゃないと好みが出るもので、あまりしっくりこない色や素材のものもクローゼットにあるがこれからも着る。好きなので。(おそらくこういった頑ななところが色濃く出た故の、エレガント×ビビッドという強強診断になったのだと思う)